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フレデリック・ショパンのポロネーズ第2番作品26-2変ホ短調は前作と同時期に作曲された。 変ホ短調のくぐもった響きから「シベリアポロネーズ」と呼ばれることもあり、前作の陰に隠れがちながら劇的な部分もある作品である。複合三部形式。 Maestoso 冒頭はB-Ces-A-B-Esのユニゾン。As音を半音上げている点に作風が現れている。accelerandoとritardandoとを組み合わせて速度変化をつける。不気味な雰囲気を醸し出している。 ポロネーズリズムに乗って右手が音階進行を遂げるとGes音の頂点に達する。ショパンには珍しく最強音の指示が出ているが単に音量だけの要求ではない。 Meno mosso ロ長調。落ち着いてはいるが、どこか特異な情感を内包した中間部。 再び主部が再現され、力ないコーダで漠然と幕を閉じる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポロネーズ第2番 (ショパン)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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